雫のみ光る桜となりにけり 加藤直克
臭蜉蝣ひたいに星を宿したり 同
地の果てにコスモス抱く曙光かな 同
舞ひながら舞を脱けゆく秋の蝶 同
竹伐りて星降る道の通ひたる 同
崩れゆく雲の放てる昼の月 同
囓られし柱に消へるうさぎかな 同
七草粥すする灯りの暗さかな 同
沈む陽の大きさのまま冬終はる 同
肩寄せる牛乳びんの夜明け前 同

雫のみ光る桜となりにけり 加藤直克
臭蜉蝣ひたいに星を宿したり 同
地の果てにコスモス抱く曙光かな 同
舞ひながら舞を脱けゆく秋の蝶 同
竹伐りて星降る道の通ひたる 同
崩れゆく雲の放てる昼の月 同
囓られし柱に消へるうさぎかな 同
七草粥すする灯りの暗さかな 同
沈む陽の大きさのまま冬終はる 同
肩寄せる牛乳びんの夜明け前 同