ここのつの竅の明け暮れ年つまる 中原道夫 鶏卵の冬日を両手囲ひなる 同 納豆の糸切る顔も回しけり 同 古墳には松の傾く日永かな 同 断崖に柵なく夏の終はりたる 同 深山にて蝶より人に会はざりし 同 みどりなす那須塩原を次で降り 同 天辺にまだ上のある曼…
引用をストックしました
引用するにはまずログインしてください
引用をストックできませんでした。再度お試しください
限定公開記事のため引用できません。