2015-04-01から1ヶ月間の記事一覧
冬の雁光の中に隠れたり 松井国央 日脚伸ぶ緊急性のない石器 同 平行線はどこまでも寒卵 山本敏倖 奴凧アルカリ性の空がある 同 現代俳句ネットワーク - 特別寄稿 - 近代俳句の超克 - 俳諧精神の復興 - 五島高資
早発ちの寒中遍路椿谷 黒田杏子 松手入してぴかぴかの青き空 田正子 風清き夜空となれり新豆腐 三島広志 風花や半音低き声の人 五十嵐秀彦 秋蝶を追ふまなざしをともにして 中岡毅雄
生きて起きて冬の朝日の横なぐり 金子兜太 飛ぶ鳥にぶつかっている時雨かな 河西志帆 きのふから木に掛けてある春愁 信藤詔子(五十嵐秀彦・感銘の一句) 夜は永久に明日待つ時間春の雪 対馬康子(中村和弘・野木桃花・感銘十句抄) 葱嶺や鏡の中に歯を磨く …
