蕾んではひらく空あり夏つばめ 恩田侑布子 宙ゆらぐ前に帰らん夏の闇 同 山茶花や天の眞名井へ散りやまず 同 生れたての雲かづきては瀧めぐり 同 蝙蝠にしはくちやの夜の始まりぬ 同 月光をすべり落ちさう湯舟ごと 同 凧糸をひく張りつめし空を引く 同 富士…
引用をストックしました
引用するにはまずログインしてください
引用をストックできませんでした。再度お試しください
限定公開記事のため引用できません。