2024-02-11 「オルガン」33号 俳句 菜種梅雨パレードにひつような橋 田島健一 山桜なにも言わずについてくる 同 人をさがしてと奉じてゐる遅日 鴇田智哉 菜の花の群れが空気を膨らます 同 つま先に春の闇から届く波 福田若之 ゆく春に折り目があれば分けやすい 同 ほんたうはつばきのなかにあることば 宮﨑莉々香 星ぼしや見えなくなつた手に手を振る 同 こゑが地に届いて枝垂桜かな 宮本佳世乃 ともに夜を生き桜蘂降りつづく 同