2014-05-26 「俳句四季」2014年6月号・東京四季出版 俳句 落椿ひとつの上にまたひとつ 宇多喜代子ぶらんこの揺れるは風のせいならず 高野ムツオあたたかし帳しといふ?の線 中原道夫緑さす檻の外にもゐる小鳥 橋本榮治悪党と春の眠りの中にあり 渡辺誠一郎白鳥帰る死装束のまま帰る 仙田洋子春終わる床が埃とあそぶ間に 鎌倉佐弓戦争が始まつてゐたラヂヲかな 筑紫磐井水無月の菩薩に後ろ姿かな 浦川聡子